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職場の労務問題を予防する就業規則の整備と運用

②労務問題への対応は就業規則の運用から

皆さまは、就業規則についてどのくらい知っていますか?
紛争や問題が起こらないようにこの機会に学んでいきましょう!

一部は、社労士が就業規則作成の際のポイントについて詳しく解説いたします。二部では、弁護士が紛争予防・早期解決のための就業規則の運用について解説いたします。

■こんな方にオススメ!

・就業規則について詳しく知りたい。

・企業秩序を維持したい。

・従業員のモチベーションを上げたい。

人事・労務管理の基本を学びなおしたい方、また、これから起業したい方やベンチャー企業の方のご参加もお待ちしております。セミナー後には講師の弁護士・社会保険労務士へ質問ができるお時間を設けていますので、この機会に日ごろのギモンや不明点をご質問ください。

<概要>

[日時] 2023年3月16日(木)13:30~16:30

[開場] 13:15〜

[場所] 広島商工会議所
(〒730-0011 広島市中区基町5-44 広島商工会議所ビル 306号)

[定員] 会場(20名) + オンライン(100名)

[対象] 事業主、管理職、人事労務担当者

[共催] 広島県・広島労働局・公益財団法人

     産業雇用安定センター広島事務所

[セミナータイムライン]

労働トラブルを未然に防ぐための就業規則作成のポイント

13:30~14:30       講師:特定社会保険労務士 山東 春美

就業規則とは、労働時間、休日、休暇、賃金、退職、解雇等の労働条件と従業員が遵守しなしなければならない職場のルールや義務を定めた「職場のルールブック」です。

労働トラブルを未然に防止するためには、実態に即した労働条件、職場のルールを規定した適正な就業規則を明確にし、ルールに沿って適切な対応を行うことが重要です。また、トラブル回避のためにもトラブルが発生しやすい問題についてはきちんと明記して、事前に周知しておくことが大切です。

守るべきルールが明文化されることでモラルの向上に繋がり、企業秩序を維持することができます。また、労働条件が明確になっていることで、従業員に安心感を与え、働きやすい職場環境を整えることで従業員のモチベーションがアップし、生産性の向上や会社の業績アップにも繋がってきます。

<概要項目>

  • 正社員、非正規社員の就業規則の適用範囲、適用する規程
  • 試用期間中の社員に問題がある場合の対応
  • 社員を他の店舗、部署への転勤、配置転換、職種変更する場合の対応
  • メンタル不調で欠勤を申し出た場合の対応
  • 労働時間管理ができないダラダラ残業を行う社員の対応
  • パワハラに該当しそうな行為が発生した場合の対応
  • 無断欠勤が続いて連絡が取れない社員の対応
  • 社内の機密情報を社外に漏洩させないための対応
賃金をめぐる問題を中心に

紛争予防・早期解決のための就業規則の運用

14:40~15:40 講師:弁護士 車元 晋

個別労働紛争の具体的場面として、「賃金」をめぐる問題を取り上げ、紛争予防のための就業規則の機能や作成時の留意点を解説する。

<概要項目>

・就業規則の意義及び機能

・賃金支払や金額変更(減額)に関する基本的なルール

・賃金をめぐるトラブルでの紛争解決のポイントと、就業規則作成時の留意点

・労働法(労働基準法、労働契約法等)との関係

・専門家(社会保険労務士や弁護士)への相談の時期、内容について

ご案内

15:40~15:50 

在籍型出向(在籍型出向のマッチング、産業雇用安定助成金)

広島労働局と公益財団法人産業雇用安定センター広島事務所からのご案内です。(お時間がございます方は、セミナーに続いてご参加いただければ幸いです。)

個別相談会(希望者)

15:50~16:30 セミナー講師に相談できます。

労働問題に関して、日ごろから悩みや疑問を感じておられる方の相談に、講師が個別にお答えします。また、当日のテーマ以外のことであっても、専門家(社会保険労務士及び弁護士)が丁寧に対応させていただきます。当日お時間の取れない方には、来所相談や個別訪問の予約を承りますので、お気軽にご相談ください。