皆様こんにちは。HIELCCの相談員をしています特定社会保険労務士の吉田輝明です。
実は面接時に聞いてはいけないことがいくつかありますので紹介します。 ①「本籍・出生地」に関すること ②「家族」に関すること(職業・続柄・健康・病歴・学歴・収入など) ③「住宅状況」に関すること(間取り・部屋数・住宅の種類など) ④「生活環境・家庭環境」に関すること ⑤「宗教」に関すること ⑥「支持政党」に関すること ⑦「人生観・生活信条など」に関すること ⑧「尊敬する人物」に関すること ⑨「思想」に関すること ⑩「労働組合(加入状況や活動歴など)」、「学生運動など社会運動」に関すること ⑪「購読新聞・雑誌・愛読書など」に関すること
具体的には ・自宅はどこですか? ・お父さん(お母さん)はどこに務めていますか? ・持ち家ですか?借家ですか? ・お父さん(お母さん)がいないのはどうしてですか? ・何党を支持していますか? ・彼氏(彼女)はいますか? ・結婚の予定はありますか? などなどです。
面接時に尋ねるだけではなくエントリーシートや応募用紙に記載させることも就職差別につながるおそれがあります。
また採用選考の方法においても就職差別につながるおそれがある事項として ⑫身元調査の実施 ⑬本人の適正・能力に関係ない事項を 含んだ応募書類の使用 ⑭合理的・客観的に必要性が認められない採用選考時の健康診断の実施
が面接時の注意点と合わせて採用選考時に配慮すべき14事項となっています。 今までそんなことは知らなかったというケースもあると思います。 もっと詳しく知りたいという方は、広島県・今治市雇用労働相談センターまでお問い合わせください。
広島県・今治市雇用労働相談センターでは、月曜から金曜の9時から17時00分まで、弁護士・社労士が無料で相談に対応しております!
